[通知] DigiCert TLS証明書のG5ルートへの移行に関するお知らせ
お客様各位:
いつもRacentをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
DigiCertの公式通知により、2026年10月15日より、DigiCertはブラウザで信頼されるTLS証明書(Chrome、Safari、Firefoxなどのブラウザに対応)の発行元ルート証明書について重要な調整を実施いたします。それ以降、DigiCertが発行するDV、OV、EVタイプのTLS証明書は、デフォルトで以下の2つのG5ルート証明書のいずれかにチェーンされます:
- DigiCert TLS RSA4096 Root G5
- DigiCert TLS ECC P384 Root G5
お客様の業務がスムーズに移行できるよう、関連事項を以下の通りご案内いたします:
一、お客様への影響とご注意いただきたい事項
- 大半のお客様は対応不要:2026年10月15日以降に新規発行される証明書には新しいG5ルート証明書の階層が自動的に含まれ、システムがデフォルトで処理いたします。
- 既に発行済みの証明書には影響なし:2026年10月15日より前に発行された証明書は、有効期間が終了するまで正常にご利用いただけます。
- 証明書ピンニング(Pinning)について:現在環境で証明書ピンニングや証明書のハードコーディングをご利用の場合は、2026年10月15日までに既存環境を審査し、この方法を段階的に廃止されることを推奨いたします。証明書のローテーション頻度が高まる中、ピンニングを継続利用すると予期せぬ停止リスクが高まる可能性があります。
- 非ブラウザの利用シーン:お客様のアプリケーションやデバイスが公的に信頼されるTLS証明書に依存しつつもブラウザ環境で使用されない場合は、非ブラウザシーンにより適した信頼モデル(プライベート証明書、X9証明書、DigiCert非ブラウザ向け公的信頼階層証明書など)への移行を評価されることを推奨いたします。必要に応じて、いつでも弊社までサポートをご依頼ください。
- 特記事項:QWAC(適格ウェブサイト認証証明書)およびQWAC PSD2証明書は今回の変更による直接的な影響を受けません。関連する証明書チェーンの詳細は別途ご案内いたします。
二、変更の理由
今回の調整は、Google Chromeブラウザのルート証明書ストア簡素化要件(認証局(CA)ごとに埋め込み可能なアクティブなTLSルート証明書を2つに制限)に対応するためのものです。これに基づきDigiCertは、ブラウザで信頼されるTLS証明書の発行元をG5 TLSルート証明書に統一し、同時に非ブラウザユースケース向けには引き続きAssured ID G2ルート証明書を通じてサービスを提供いたします。
三、2027年の重要な変更予告
今回のG5階層への移行は、DigiCertの長期計画の第一歩です。2027年10月15日以降、DigiCertはさらにブラウザで信頼されるTLS中間証明書(ICA)の年次ローテーション計画を開始し、より短い有効期間のICAおよびルート証明書へ段階的に移行する予定です。事前に情報をご確認いただき、計画をご準備いただくことを推奨いたします。
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