CNAMEレコードの詳細解説
CNAMEレコードとは
CNAMEレコード(Canonical Name Record)は、1つのドメインを 別のドメインに向ける ために使用され、エイリアス解決などを実現します。
例:
a.example.com を www.example.com に向けると、ユーザーが a.example.com にアクセスした際に、www.example.com にリダイレクトされるようになります。
CNAMEレコードの一般的な用途
1. サブドメインをメインドメインに向ける
- 例:
blog.example.comをwww.example.comに向けると、blog.example.comへのすべてのアクセス要求が、www.example.comが指すサーバーにリダイレクトされるようになります。
2. 負荷分散とCDN
- ドメインをCDN提供のドメインに向けることで、高速化と配信を実現します。例:
www.example.comをexample.cdnprovider.comに向ける。
3. サービスエイリアス
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メールサービス、クラウドストレージ、SaaSアプリケーションなど、第三者サービスのドメイン紐付けに使用します:
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mail.example.com→mail.provider.com -
shop.example.com→shop.saasplatform.com
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4. ドメインリダイレクトの管理簡素化
- サーバーに変更が生じた場合、対象ドメインの向き先を変更するだけで済み、各サブドメインのIPを修正する必要がありません。
CNAMEレコードの追加

ホストレコード:
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@はプライマリドメイン(例:example.com)を示します -
wwwは www.example.com を示します -
その他の具体的なサブドメイン
タイプ:CNAMEレコードを選択
TTL:600秒(推奨)
値:参照先となるドメインのアドレスを入力
重み:特別な要件がない場合は、一律1を入力できます。
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TTLとは、DNSレコードが再帰DNSサーバーのキャッシュ内で保持される有効期間のことです。
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単位は秒です。TTLが短いほどDNS変更の反映が速くなり、TTLが長いほどキャッシュヒット率が高くなり、解決速度がより安定します。
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600秒(10分)は、柔軟性と安定性の両方を考慮した一般的な中間値です。
重みの値が大きいほど、割り当てられるアクセスの割合が高くなります。この効果は同じタイプのレコード間でのみ有効です。
注意事項
1、CNAMEレコードは別のドメインを参照するものであり、IPアドレスを指すことはできません。
2、RFC規格では、サブドメインにCNAMEを設定する場合、他のレコードを同時に存在させることはできません。実際の運用では両方が存在する場合にCNAMEが優先されることが一般的ですが、規格には準拠していません。
3、example.comのようなルートドメインには通常AレコードまたはAAAAレコードを設定する必要があり、CNAMEレコードを設定することはできません。